
企業運営をしていく中で、契約書の作成・確認業務は、避けては通れないものです。
以下では、企業が、弁護士に契約書のリーガルチェックを依頼するメリットや、当事務所が対応可能な契約関連業務について、ご説明いたします。
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弁護士に契約書のリーガルチェックを依頼するメリット
弁護士に契約書のリーガルチェックを依頼する最大のメリットは、自社にとって不利益な条項を把握できることです。
中小企業の場合、経営者の方が契約書の確認をしたり、法務担当ではないご担当者が契約書の確認をすることも多いです。
しかし、この場合、自社にとって不利益な条項を正確に把握することは困難です。
というのも、契約書においては、1文や1語のみで、意味が大きく変わることもあり、それを正確に把握することは、契約関連業務に従事する弁護士でなければ、難しいためです。
また、契約書の作成や確認の際には、通常はこうだよねという相場観を考慮する必要がありますが、かかる相場観を意識して契約書のチェックをできるのも、普段から契約書を多く見ている弁護士になります。
さらに、中小企業の取引においては、ネットや勉強会で出回っている雛形を使用されているケースもありますが、この雛形が取引実態に全く合っていないこともあります。
このような場合、当初から自社に実現不可能な義務が課せられて、損害賠償を負う建て付けになっていることさえあります。
当職がこれまで見た中でも、契約締結時点から、当該企業が義務違反を犯しており、損害賠償を負うことになっている契約書さえありました。
もちろん、取引相手とのパワーバランスを考慮する必要はありますが、細かい修正は無理でも、契約書の内容が理不尽に自社にとって大きな損害を与えうる内容であれば、修正依頼を出すべきですし、これまでの経験上、パワーバランス的には強い相手方がこの修正を承諾してくれることも多くあります。
当事務所が対応可能な契約関連業務
京都の益川総合法律事務所では、1983年の創業以来、中小企業の顧問弁護士として、数多くの契約関連業務を行ってきました。
当事務所では、現在でも日常的に契約関連業務を行っておりますし、あらゆる契約書に対応可能であると自負しております。
また、当事務所の弁護士は、数多くの訴訟事件の実績を積んでおり、それゆえ訴訟などの紛争になった場合までをも考慮して、契約書の作成等が可能になります。
契約を取ることを最優先にされて、契約書の内容をあまり重視しない経営者の方もいらっしゃいますが、契約書が原因で、後から計り知れないダメージを負われる方も一定数存在します。
紛争になった後から、弁護士が対応するのでは、難しい場合も多く、契約書の作成段階から弁護士が関与させて頂き、企業が想定外のダメージを負うことを回避できればと考えております。
そして、差し出がましいですが、経営者の方にも、当該契約書の内容やリスクを正確にご理解頂き、その上で経営判断を行って頂きたいと考えております。
当事務所では、契約書の作成やリーガルチェック、契約交渉に至るまで、対応可能です。これらにお悩みの企業の方は、お気軽にご相談ください。